§4は,多項式・指数関数・対数関数の増加の程度を,極限を用いて定式化する.「指数関数的増加」という日常的な表現を,数学ではどのように表現するのかが明らかになる.
その上で,指数や対数を含む関数のグラフを,極限の振る舞いも正確に把握しつつ描いていく例を挙げる.
問題の解答
半分近くがグラフを描く問題になっている.「その意志があるなら,曲線の凹凸の状態を調べてみるとよい」,となっているので,少し計算が鬱陶しくなるが,解答ではやる気全開モードで凹凸も調べた.
他には,極限を用いた微分係数の計算や,$x^x$の分析などで,定義に従って計算する,またはヒントに沿えば解けるものである.
 



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