第8章は,指数関数と対数関数の微分と極限についてです.
第8章のキーワード
「指数関数」「対数関数」を定義し,その性質や微分公式を導き,グラフを考察します.
指数法則が実数全体に成り立つことが示されます.
また,対数関数・多項式・指数関数の大きさ(増え方)の違いを,極限を使って定量的に表します.$e$を導く極限や,グラフの「漸近線」を求める方法を示します.
最後に,指数関数を物理・化学・社会の様々な現象に応用することに触れます.実質的に,$y’=ky$の形の「微分方程式」の特殊解を求めることと同じ内容です.