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ラング「解析入門」第11章§1(置換積分法)

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第11章 積分の計算
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ラング「続解析入門」
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第11章はその名も「積分の計算」ということで,ひたすら積分の計算テクニックを追求する章になる。

もちろん積分表を調べたほうがより簡単ではあろう.しかし諸君は,標準的な計算方法について最小限の訓練はつんでおかなければならない.

とある.積分表をご存知だろうか.いろいろな関数の不定積分を一覧にした本である.いまや,古本屋でしか手に入らないかもしれない.今なら数式計算ソフトになるだろうか.
まあでも,そういう虎の巻を使いこなすためにも,最低限の計算力は身につけておくと心強いことは確かだろう.

§1は手始めに置換積分からスタートする.やっていることは,高校の数学の教科書と同じである.

練習問題の解答

置換積分を使った計算練習である.

「これを置換したらこの因子と$dx$がまとめて消えるな」「これを置換したら公式に持ち込めるな」と,見通しを持って置換していく.

とはいえ,問題にでてくるパターンは定石なので,慣れれば勝手に手が動くし,簡単な置換なら,置換せず暗算で積分できるに越したことはない.多少でも暗算で積分できるようになれば,この先の部分積分の計算のところでストレスが大きく減る.

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この記事を書いた人
Windcastor

理学部で物理を専攻。好成績で大学院に進学し修士号を取得。
高校時代の得意科目は化学・数学・国語。
現在も企業で働くかたわら、数学や物理を続けています。
「考え方と解答過程を丁寧に説明する」をモットーに、大学の教科書の『穴』を埋めたいと思っています。
ラング『解析入門』をはじめ、大学初年級の教科書を中心に扱います。

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