第5章は,微分を用いて関数の極大値・極小値(もしあれば最大値・最小値)を求める方法を説明している.
§1では,臨界、最大・最小、極大・極小といった用語の定義と,極大・極小となる点では微分係数が0であることを説明している.
臨界点という言葉はあまり聞かないが,微分係数が0になる点のことを指している.この本では今後も時々出てくる用語なので.知っておく方が良い.
微分を使って関数の増減や最大・最小を考えるときには増減表がつきものだが,本の説明の順序に合わせ,増減表は§3以降の解答で使うようにした.
問題の解答
問題10までは臨界点を求める問題なので,$y’=0$の解を求めればよい.
問題11以降は,表面積を拘束条件とする,立体の体積の最大値を求める問題.適宜未知数を置いて表面積の条件と体積を表し,体積から余計な文字を消去して微分に持ち込む.
 



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