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ラング「解析入門」第5章§3(増加・減少関数)

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ラング「解析入門」練習問題の解答解説第05章 平均値の定理
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§2では平均値の定理を証明する.練習問題はない.本文で,ロルの定理の証明の補充を練習するような記載があるが,正⇔負・最大⇔最小の入れ替えに過ぎないので省略した.

§3で,平均値の定理の応用として,関数の増減判定,極大・極小の求め方,微分を使った不等式の証明,現実の問題への応用が一気に説明されている.高校で文系だった場合,平均値の定理は出てこないので,§2~3の内容は初めてだろう.

この本の用語の癖みたいなものだが,増加と強増加を明確に区別している.解答では基本的に増加という用語を使い,特に必要な場合にのみ強増加とした.

問題の解答

このあたりから計算が面倒な問題が混じってくる.特に問題26~27の三角形の問題は,例3の長方形の場合とは計算の面倒さはだいぶ違う.また,三角関数のマクローリン展開・零点の個数の上限・三角形の問題は,こういう応用もあるんだと思える…,といいなあ。

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この記事を書いた人
Windcastor

理学部で物理を専攻。好成績で大学院に進学し修士号を取得。
高校時代の得意科目は化学・数学・国語。
現在も企業で働くかたわら、数学や物理を続けています。
「考え方と解答過程を丁寧に説明する」をモットーに、大学の教科書の『穴』を埋めたいと思っています。
ラング『解析入門』をはじめ、大学初年級の教科書を中心に扱います。

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