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ラング「解析入門」第6章§2(曲線をえがくこと)

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ラング「解析入門」練習問題の解答解説第06章 曲線をえがくこと
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§2では,具体的にグラフを描く方法を,序に示したプロセスにしたがって具体的に示している.
ただ,2次導関数で凸の状態の調べることは§3にゆずり,ここでは扱わない.

問題の解答

問題は,具体的な関数のグラフを描く問題を中心に大量にある.
特に,分数のべき乗の関数だと,なかなか計算に骨が折れる問題もある.
簡単な関数に帰着できる問題も少数混じっているので,機械的に微分する前に一瞬そういう目で見るとよいかと思う.

問題20は,零点を$n$個もつ$n$次多項式の一般的な場合についてグラフの概形を描く.極大点と極小点の位置を,他の定理の結果を積み重ねながら,抽象的に説明する必要があるので,けっこう難易度が高いと思う.

問題51は,相加平均と相乗平均の不等式を一般の場合に広げて証明する.ヒントが長いが,ヒントの通りに,少し面倒な計算をやりきればできるし,それも高校数学の範囲で実行できる計算である.

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この記事を書いた人
Windcastor

理学部で物理を専攻。好成績で大学院に進学し修士号を取得。
高校時代の得意科目は化学・数学・国語。
現在も企業で働くかたわら、数学や物理を続けています。
「考え方と解答過程を丁寧に説明する」をモットーに、大学の教科書の『穴』を埋めたいと思っています。
ラング『解析入門』をはじめ、大学初年級の教科書を中心に扱います。

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