§4は,arctanの定義と,その導関数の導出である.
やっていることは,本質的に§3のarcsinと同じである.
最後の例は,実際の問題への応用である.以前の応用は,長さや水面の高さなどを求めるものだったが,ここでは求める対象が角になる.
問題の解答
問題の前半は,逆正接関数やその導関数の値を求めるものに始まり,微分計算や接線の方程式を求める,一通りの微分の練習である.
逆正弦関数や逆余弦関数も混じった関数が出てくるので,逆三角関数の総まとめの感じ.
後半は,実際の問題への応用が約10問.これまでの応用と同じく,図を描くなどして状況を正しく把握することから始める.
 



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