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ラング「解析入門」第8章§2(指数関数)

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ラング「解析入門」練習問題の解答解説第08章 指数関数と対数関数
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§2では,対数関数の逆関数として,$e^x$を定義する.これにより,$e$の意味(意味といっても理屈っぽさが先に立つかもしれないが)・指数法則・微分公式・関連する極限が明らかになる.

一般の底については§3で取り上げることになる.

なるほど,こういうアプローチもあるのね,と(手品のように)感心する

問題の解答

対数関数と同じく,微分計算・接線・グラフの3点セット+αである.

積分を使いたくなる問題もあるが,そこは我慢してあくまで微分しか知らない体でなんとかする.

最後は双曲線関数(sinh, cosh)の紹介を兼ねた問題.ここで示唆されている通り,これは双曲線のパラメータ表示であり,三角関数に似た公式が多数成り立つことから,三角関数になぞらえてハイパボリックサイン/コサインなどと呼ばれる.

それにしても,$e^{\sqrt[3]{x}}$とか,勘弁してほしい.指数に乗った3乗根なんて文字が小さすぎてもはや読めない.

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この記事を書いた人
Windcastor

理学部で物理を専攻。好成績で大学院に進学し修士号を取得。
高校時代の得意科目は化学・数学・国語。
現在も企業で働くかたわら、数学や物理を続けています。
「考え方と解答過程を丁寧に説明する」をモットーに、大学の教科書の『穴』を埋めたいと思っています。
ラング『解析入門』をはじめ、大学初年級の教科書を中心に扱います。

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