§2では,対数関数の逆関数として,$e^x$を定義する.これにより,$e$の意味(意味といっても理屈っぽさが先に立つかもしれないが)・指数法則・微分公式・関連する極限が明らかになる.
一般の底については§3で取り上げることになる.
なるほど,こういうアプローチもあるのね,と(手品のように)感心する
問題の解答
対数関数と同じく,微分計算・接線・グラフの3点セット+αである.
積分を使いたくなる問題もあるが,そこは我慢してあくまで微分しか知らない体でなんとかする.
最後は双曲線関数(sinh, cosh)の紹介を兼ねた問題.ここで示唆されている通り,これは双曲線のパラメータ表示であり,三角関数に似た公式が多数成り立つことから,三角関数になぞらえてハイパボリックサイン/コサインなどと呼ばれる.
それにしても,$e^{\sqrt[3]{x}}$とか,勘弁してほしい.指数に乗った3乗根なんて文字が小さすぎてもはや読めない.
 



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