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ラング「解析入門」第8章§5(いくつかの応用)

book image ラング「解析入門」練習問題の解答解説
ラング「解析入門」練習問題の解答解説第08章 指数関数と対数関数
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数学としての微分法の解説は§4で終わり,§5は物理や化学への応用に触れている.といっても,つまるところ,$y’=ky$の微分方程式の解と,初期値の扱い方の説明である.

積分法はまだなので,天下り的に$y/e^{kt}$の導関数を計算し,$f(t)$を求めている.

問題の解答

本文で出てきた例の延長で,条件に応じた定数を計算したり,所定の量に変化するまでの時間を計算する問題である.

最後のギャンブル問題は,計算上1回のレースで金が$1/e$,つまり半分以下になるという設定になっている.

巻末解答では,logを残したままの形としているのでそれに従ったが,計算機で数値をはじき出し,増減の具合を具体的に把握する方がよいだろう.
「84年後の人口が$50000\times 2^{\frac{84}{50}}$人だ」といっても今ひとつピンと来ないだろうから.

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この記事を書いた人
Windcastor

理学部で物理を専攻。好成績で大学院に進学し修士号を取得。
高校時代の得意科目は化学・数学・国語。
現在も企業で働くかたわら、数学や物理を続けています。
「考え方と解答過程を丁寧に説明する」をモットーに、大学の教科書の『穴』を埋めたいと思っています。
ラング『解析入門』をはじめ、大学初年級の教科書を中心に扱います。

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