ラング「解析入門」第3章§6解答(合成微分律(合成関数の微分法))

本文について

§6では,合成関数を定義したうえで,合成関数の微分公式を導く.
また,三角関数・指数関数・対数関数とその導関数の公式だけが示されている.
これらの関数の定義や微分公式の導出は後の章に譲っているので,まずは計算に習熟しようとの意図であろうし,これらの関数のことを既にある程度知っていることを暗黙の前提にしているのではないかとも思われる.

問題について

問題は,合成関数そのものの理解とその微分について多数ある.多すぎると思ったのか,最後の問題は「休め!」.
なお,問題には答えを簡単にしようとこころみなくてもよいとなっているが,極力整理した.
また,合成関数と考えにくい関数があったため,その場合は「合成関数と見る必要はない」と解答した.

問題の解答